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樋上真司 プロフィール

ソルティソニックの遠投力を100%活かすキャスト術(その5)
ところが・・・問題なのは射程ギリギリ・・・つまりルアーが持つ限界レベルの飛距離が必要になった時です。
この場合、飛ばそうと意識するあまり体が硬くなって(無駄な力がはいって)、スムーズな加速ができなくなってしまう。

さらには無意識な体の沈み込み動作を加えてしまい、結果としてルアーのブレを誘発→飛距離の大幅な低下を招いてしまっている場合も・・・。
体の沈み込み動作も上手く利用できれば飛距離を伸ばせるのですが、コントロールできないとマイナス要素にしかなりません。

<沈み込みによるデメリット>
始動時にルアーが(一時的に)自由落下状態となる=その後のキャストはラインを弛ませた状態から急激にロッドを加速させるのと同じ結果に
ルアーの自重と慣性も加わりロッドに大きな荷重変化起こる=なめらかな加速ができないだけでなくルアーのブレを誘発
その結果、ミスキャストという図式が成り立ってしまうのです。

何度も言いますがルアーを飛ばしたいのなら力ではなく、ロッドの反発力と遠心力を最大限に生かすべき。
ロッドの先にあるルアーに意識を向け(=ルアーのウェイトを感じる)、遠心力によってルアーを見えない壁に押し付けておくようなイメージを持ちながらキャストしてみて下さい。

この場合も始めは7割程度の力から始め、徐々に力を加えて(増して)いくとやりやすいはずです。
上手くできればルアーのブレがなくなり、結果としてそれに起因するフック絡みも無くなるはずですから。
さらに慣れてくれば体の捻転を加えてさらなる飛距離UPを狙ったりもできますよ。

ルアーフィッシングには欠かせないキャスト。
これが思うままに上手くできるようになれば釣れる魚はドンドン増えていきます。
普段何気なく投げているキャストも、ちょっとした意識を持って行うだけでスキルUPできちゃうもんなんです。

日本海に住む知人。
大人げなくソルティソニックで釣りまくってます(笑)

 

飛びが自慢のソルティソニックはキャスト練習の相棒にも最適。
それでいてきっちり魚を連れてきてくれちゃう頼もしいヤツなんです。
ぜひ可愛がって下さいね。

こういったフィールドでソルティソニックをブン投げると気分も釣果も最高です。


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