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冬と言えばガマンの釣りを強いられる“厳しいシーズン”というのは過去の話。
条件のいい場所にはイワシ、サッパ、コノシロといったベイトフィッシュの姿があり、シーバスのボイルすらコンスタントに見られるまでになっています。
アングラーにとってはいい時代になりましたね(笑)。
さてさて・・・年末に多くみられたマイワシやウルメイワシの姿は見られなくなったものの、サッパの大挙によって好調を維持しているのが今回釣行した東播エリア。
気の合う仲間同士での釣行(1月4日)ではシーバスからの反応も多く、楽しい時間を過ごす事ができたのですが・・・。
それに気を良くして急遽企画したキラーテールスピンを使った動画撮影では、寒気+雨という悪条件によって激変したフィールドにまさかの大苦戦・・・。
余りの寒さに取材後にカメラマンさんから出たのは「人生で一番過酷なロケでした・・・」という言葉。
とにかく全力で頑張ったんですけど、あと一本が獲れませんでした・・・(トップ釣果は出しましたが・・・)
このままだと気分がスッキリしないのでリベンジマッチ(1月13日)へGO!
しかし、今度は夜明け~早朝はウネリに、その後は風波に邪魔をされ、まさかの返り討ちモード(汗)。
残り時間はあと一時間・・・追い込まれた状況下で最後のポイントとして選んだのが水中にストラクチャーが存在するメジャーポイント。
当日も入れ替わり立ち替わり複数のアングラーに攻められた場所だけにオーソドックスなアプローチだと反応は得られないはず。
そこで“スイッチングアプローチ(後述)”が可能なソルティソニックの22gをチョイス(カラーは最近絶好調のピンクバックチョイス)。
スローでも動きの止まらないキラーテールに対し、動と静という両極端なアプローチが可能なのがソルティソニックシリーズ。
水中のストラクチャーをかすめるようにトレースし、ここぞというタイミングで軽く1アクション。
狙い通り“ズド~ン”ときましたソニック丸飲みの75vm!(東レの20lbフロロリーダーに助けられました)。
「なんでロケの時に釣れてくれないんだよ!この野郎!!でもありがとうな!」と感謝の気持ちを込めて丁寧にリリース。
個人的にはこの一匹で十分満足。
そのまま余韻に浸りつつストップフィッシングに。
<スイッチングアプローチ>
ルアーをキャストし、ルアーが泳ぎ出す寸前のスピードでリトリーブする(この感じはテクトロしてみるとよく分かると思います)。
この状態(OFFモード)から波を受けたり、流れの変化に入ったりするとプルプルっと泳ぐ(ONモード)というのが“スイッチングアプローチ”の基本。
注意すべきはルアーの始動性(泳ぎ出しの良さ)。
これに劣るルアーではこのアプローチは成立しないので注意して下さい。
ルアーサイズは水深、リトリーブスピード等で決定。
ここぞというタイミングでは軽くトゥイッチを入れるのもGOOD。
とにかく釣れるアプローチなのでぜひお試しを!
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