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17gというLクラスのロッドでも扱えるウェイト設定でありながら、1ランク上の使用感を備えてデビューしたソルティソニック17g。
これまでヘビーウェイトがベーシックであったメタルバイブの世界に新たな風を吹き込む事ができたと自負しておりますが、ここで得たデータを基に小型&軽量化によるさらなる可能性にチャレンジした意欲作が前回のブログでちょっとだけ紹介させていただいた新発売のソルティソニック12gです。
そもそも都市部のスレたポイントでは小型のルアーほど“喰わせ”という点においては有利なのですが、フィールドでは“軽量にならざるを得ない小型ルアー特有のデメリット”である“飛びの悪さ“が足枷となり、メリットを十分に活かし切れていないという現実・・・。
いくら喰わせに有利でも、魚の居る場所まで届かないのでは話になりませんからね。
その点、軽量化を進めても飛びの性能を保持できるメタルバイブなら・・・。
それもボディ形状&ウェイトバランスにおいて圧倒的な飛距離を持つソルティソニックなら、小型ルアーが持つメリットを存分に引き出す事ができると考えた訳です。
想定したのは前記の通り、都市部のスレたポイントや水深の浅いポイント。
それに春先に多い小型ベイトに偏食したシーバスなど、小型&軽量というメリットを活きるシチュエーション。
本来、届かないはずの小型&軽量ルアーでしか攻められないポイントへ侵入可能なルアー。
これまでにない大きな可能性を持った斬新なルアーだけに開発は極秘裏に行い、その徹底ぶりはブログでの公開はもちろん八武海のスタッフにすらその存在は一切公開されないほどでした。
| 都市部特有の水色にはゴールドが鉄板。
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12gの開発がスタートした時点で17gの他、22gと26gのデータもある程度揃っていたので開発は比較的スムーズに進むのでは?と考えていたのですが、最終的な味付けというかバランス設定には思いのほか時間が・・・。
他のサイズとは違い、小型=ヤワなルアーという事にはならないようにボディ強度やフック等は十分な強度を持たせる必要があり、それらのバランスが整っていないとトータルでの性能が伸びなくなりますからね。
そんなこんなで形となった秘蔵っ子のソルティソニック12gを持って運河の様な小河川へ(釣行日は6月9日、10時30分~12時までの短時間釣行です)。
ポイントにはイナっ子のような2~3cmのベイトが居るので期待は十分。
ちなみにココは昔の橋の跡の様な鉄骨とロープなどが所々に沈んでいるので、ウェイトのあるルアーだとボトムを舐めるようなアプローチができないんですが、自重が軽くてスローに扱える12gならノープロブレム。
実際にロッドを振ったのは小1時間ほどでしたが際撃ちではシルエットで魅せてセイゴと戯れ、ミオ筋のカケアガリでは根ガカリの少なさを活かして狙い通りのサイズUPに成功とルアーの特性を活かした楽しい釣りができました。
| 丸飲み(笑)
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P.S.
ソルティソニック12gは最近流行りのソリッドティップ搭載のロッドとの相性も抜群。
シーバス以外にも小型回遊魚狙いやチヌ、ロックフィッシュ等のライトゲームにもオススメの一家に1つ、絶対に欠かせないルアーですよ(爆)。 |
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