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							| 毎年6月の声を聞く頃から盛り上がってくるのがロックフィッシュの1種であるキジハタゲーム。 関西ではアコウの名で親しまれているキジハタは最大で50cmを超えるまでに成長し、ロックフィッシュにカテゴライズされる魚の中ではスピーディーかつパワフルなファイトが持ち味の好敵手。
 さらに市場では1キロ5000円程という高値の付く高級魚でもあり、荷揚げされたものは料亭などへ卸される為にスーパーなどで気軽に買える類の魚ではありません。
 そう、ロックフィッシュの中でも“超“セレブな魚なんです。キジハタって(爆)。
 そんな高級セレブ魚も産卵の為に浅場へと乗っ込んでくる初夏から晩夏にかけては陸っぱりで簡単に狙えちゃうんです。
 いくら希少な高級魚でも自分で釣れば食べ放題ですし、このチャンスに狙わない手はないでしょう。
 
 
 |  | 個人的には自然いっぱいの磯場が好み。 
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 ポイントについてはロックフィッシュの名が示すように、岩礁帯を好む性質から磯場をメインに考えがちですが、カサゴと同様に堤防周りの捨石やケーソンの継ぎ目、テトラなどにも生息しているので港湾部でも十分狙う事ができます。
 事実、港湾部のケーソンでランカーサイズの50cmオーバーが出たりする事もあるので、まずは変な先入観を持たずに釣行してみて下さい。
 キジハタが初めてだという人はあらかじめポイントをネットで調べたり、釣具店で聞くなどして過去の実績場をリサーチする事から始めましょう。
 というのも過去に釣れた場所というのはキジハタの好む要素を満たしている事が多く、時間が経てば別の個体が陣取っているケースが多いから。
 闇雲に釣行するよりも格段にキャッチする確率が高くなりますよ。
 
 
 キジハタは基本的に夜行性といわれていていますが、自分はキジハタにおいてはデーゲームオンリー。
 カサゴと同様、ナイトゲームの方が摂取行動が大胆になるという理由から釣りやすくなるのは事実ですが、視覚という大きな情報源が活かせる日中のゲームの方が面白く感じますし、初心者はゲームをイメージしやすく上達も早いですよ。
 
 
 タックルはバス用の7フィート前後でMH~Hクラスのベイトロッドがオススメ。
 ビッグベイト用のレギュラー~スローテーパーのロッドでは無く、カバーのジグ用のEXファースト~ファーストテーパーのロッドがベスト。
 リールはハイギアのベイトリールにフロロの12~20ポンドを100m巻いておけばOK。
 
 つづく
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