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ワインドにおけるチューンアップパーツの役割・・・それはワインドの要となる“ダート性能の向上”しかないと自分は考えます。
そして、それを実現する為には・・・
1.高い入力値
2.変換効率の良さ
3.姿勢制御
4.粘性抵抗の軽減
といった4項目が必要なのですが様々な条件を考慮した結果、チューンアップパーツとして機能させる為にライノヘッドトレーラーに求めたのが3と4の項目です(※)。
※ちなみに1に限っては入力値を生み出すアングラーとそれを伝えるタックルの性能に頼らざるを得ませんが、これまでの説明にあるように2と3はライノヘッドジグが受け持つ事ができます
話は少し脱線しますが、既存のワインド用ワームは“底面をフラットにする”&“三角形形状”であるという事を絶対条件として制作されているようで、どの商品を見ても同じような翼形状となっていますね。
ところが、突き詰めていくと“この形状では水流特性がマイナス(=性能の低下)に作用しうる”という事実をみなさんは知っていますか?
そもそもこの形状はワインドの立ち上げの際に用いたワームの形状がそのままベーシックとなっただけで、“これでなければダメだという絶対条件ではありません。
実際、断面が円形のワームを装着してもダートさせる事“は“可能ですから。
強いて言うなら“この形状を採用する事でダート始動が容易になる”といったところでしょうか。
結論から言うと自分はオーソドックスなワームの形状を“全てのワームがこの形状である=それが正解”だという“先入観が導き出した多数決的な答え”であり、前記の通りダート性能の向上という観点から見れば好ましくないものだと考えています。
つまり、ライノヘッドトレーラーの完成には既存のワームが持つダート始動の容易さはそのままに上記の性能も与えなければならない訳です。
つづく |
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