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ここからは“PEラインシステムその5”で紹介させていただいた、後方から前方へ振り抜く一方通行のキャスト方で説明していきましょう。
大事なのはここでも書いている通り、ルアーが静止した状態から投げる事と徐々に加速させる事。
上手い人は自然と行っているキャストですが、これができないと飛ばないばかりか、ルアーがブレる原因にもなってしまうのです。
これは文章であれこれ説明するよりも、実際に投げてもらった方が分かりやすいので、下記の条件で、ぜひ投げて試してみて下さいね。
1.キャスト方向に対してルアーを左右に揺らしたまま(ブラブラさせたまま)キャストする(ルアーが両端にきたタイミングで投げるとよく分かります)
2.ロッドを地面に対し、垂直に近い状態(立てた状態)からキャストする(注:危ないので垂らしは短くして下さい。長いと自分を釣ります!)
どうですか?ルアーがブレて飛ばないでしょう?(2つの条件を合わせて投げるとさらに分かりやすいかも?)。
「普通に投げられたんだけど・・・」という人はきっとキャストが上手いんです(笑)。
では、なぜこの条件だとルアーがブレて飛ばないのか?
理由は明白。
1はスイングの軌道上(ロッドティップの軌道が作る円でイラストだと垂直の線です)にルアーがないからで、2はロッドの弾力や遠心力を十分に使えないから。
詳しく書くと難しくなるので、ここではできるだけ簡素に説明させていただきますが、ブレのないキャストを行うには、ロッドティップの軌道とルアーの軌道のシンクロが欠かせません。
そもそもルアーはロッドティップに引っ張られる形で加速するので、その軌道は自然とシンクロしていくのですが、2つの軌道がシンクロするには少なからず時間が必要(シンクロに必要な時間はルアーによって違う)なのです。
にもかかわらず、投げ急いでしまうとルアーに回転させる力が加わってブレが発生=ルアーが回転して飛ばないという結果に。
つづく
P.S.
ソルティソニックだけじゃなく、ダルト100も好調!
こちらは間もなくリリースされるようですが、今江さんプロデュースという事でバサーのみなさんも大注目しているようです。
店頭で見かけたら即バイトして冬の定番、底生生物捕食型のシーバスをメロメロにしちゃいましょう!!
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