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さぁ3回にわたってご紹介してきた、これから熱いイワシパターンの最終回。
最後はルアーの操作を踏まえた、イワシパターンをご紹介したいと思います。
僕は釣りをするときに、色々と考えながら“シーバスを探して釣る”という事が好きなので、知らない場所に行って、一人で釣りをする機会が多いのですが、
その時に行う、魚のいるポイントの探し方をご紹介から。
もともと大衆魚であり、ファミリーフィッシングの代名詞ともいえる、
“サビキ釣り”で釣れるイワシは釣具店の釣果情報や、インターネットを使えば簡単に居場所を探す事ができますので、それらを参考に大まかな場所の絞り込みを行います。
特に群れの規模が大きい(釣果が多い&大きい)、最近釣れ始めた場所は要チェック!
群れの規模は釣果に直結しますし、新しく釣れ始めた場所は人も少なく、プレッシャーが低く釣りやすいですからね。
ただ、忘れてはいけないのが“ベイトの移動というのは想像以上に突然起る”という事。
つまり、昨日はよかったのに、今日はさっぱり・・・
下手をすれば朝は良かったのに・・・というレベルなんです(汗)
まず、これが平気で起るというのを頭に置いておく必要があるんです。
| イワシが居ると水面がこんな感じになります。
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一般的に規模の大きな港や湾では、ベイトの群れが抜けるのが遅く、小場所ほど早い傾向があります。
朝マズメに釣れた場所は夕マズメにも釣れるケースが多いとはいえ、
自然相手のゲームですから、どんでん返しは日常的に起ります。
その為、候補地は1ヶ所ではなく複数、挙げておく事が大事です。
ポイントのチェックが済んだら、目を付けた場所に夜明け前の早い時間帯に出向き、その近くにある灯りの下を覗いてみましょう。
イワシは暗くなると港内や湾内に入り、そこで夜間を過ごした後、夜明けと共に外海へと移動する習性があるので、釣れている場所が漁港なら港内を探すのがポイントですよ。
そこにイワシの姿があればもう釣れたようなもの。
逆にベイトの姿が無ければ即、次のポイントにいっちゃいましょう。
もちろん、そのまま釣りをしてもいいのですが、
自分はデーゲームが好きなので、そのまま漁港の出口にあたる場所(多くは灯台のある堤防)へ移動し、そこに釣り座を構えてタックルを準備。
夜が明けると共に港内に居たイワシが移動し始め、
堤防の先端を掠めるように外海へと向かうのですが、
そこは堤防によって狭められた水域であり、
群れの密度が増すタイミングを待っていたかのように、シーバス達が騒ぎ始めるはずです。
| 水面下に見えるベイトフィッシュ。
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後は好きな釣り方でシーバスを狙うだけ。
難しいなと思う状況なら、ソルティソニックの出番!
僕はこういったシーバスをソルティソニックで狙うには、
フロントアイを使ったファストリトリーブが最適。
これに時折、1秒程度のポーズを入れる(いわゆるリトリーブ&キル)
アナログのボリュームのようにリニアにリトリーブスピードを変化させたりするのがベーシック。
表層から順にカウントダウンを使って、アタリのレンジを探るのを忘れずに。
個人的には上記に加え、ロッドを縦に小刻みに連続した小さなジャークを織り交ぜたり、必殺のシークレット(※)を使ってシーバスを狙っています。
※<機能編参照>
コツはロッドの戻し動作を、意図的に素早く行う事。
これによってラインスラックが自動的に発生。
テンションの抜けたソルティソニックがノーテンションで滑り落ちるように進む。
ジャーク時:強く大きな波動が発生し、上昇軌道をとる
ロッド戻し動作:ノーアクションで前方に滑り落ちる
ちなみにロッドが元の位置に戻ったタイミングではリトリーブが追いつき、ラインが張ってリトリーブor次のアクションに移行できるようになれば完璧!
注:フォール時、つまりノーテンション時のバイトが多く、
ルアーを丸呑みされるケースが多いので太いリーダーは必須です。
(バーブレスフック推奨)
ちなみにベイトが抜けてしまっても、
シーバスはボトム付近に潜んでいるケースが多いので、
ルアーをボトムまで沈め、そこから一気に巻き上げたり、
リフト&フォールやリトリーブとフォールを織り交ぜながら、ノコギリの歯のように中層より下のレンジを探ってみるのも有効ですよ。
そうそう、表層付近でセイゴが入れ喰っている時に、
上記のアプローチを行うと一気にサイズUPする。というのも珍しい事ではありませんのでお試しを。
おわり |
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