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樋上真司 プロフィール

スプリングブルーム
今シーズンはいまひとつ暖かさの足りない感じがする春でしたが、ここへき来てようやく暖かな日が続くようになってきましたね。
寒さが苦手な自分としてはようやく去った嫌~な季節に、とりあえず“ホッ”としている今日この頃です。

さてさて、肝心な釣果の方ですがこちらも春の恩恵を受けて日に日に上向いていて、あちらこちらで楽しい釣りができるようになってきました。
特に桜の季節とシンクロするように始まるイワシパターンが熱い!
みなさんも“スプリングブルーム”による春爆には絶対乗り遅れちゃダメですよっ!


そもそも海にもたらされる栄養分(栄養塩といいます)というのは、陸地から運ばれるものがほとんどですが、水温が低く、日照条件も悪い冬季はそれが消費されずに堆積した状態のままとなっているのです。
これが春の到来による水温の上昇によって発生する海水の対流で湧きあがり、ここに日照条件がプラスされると植物プランクトンが大量に発生・・・。
この状態をスプリングブルームと呼びます。
(冬季の澄んだ水色から浮遊物の多くみられる濁った水色へと変化するので誰でもすぐに分かると思います)。


そして、これを機に植物プランクトンを餌とする動物プランクトンや両プランクトンを主食とするイワシなどの小魚が集まり、さらにそれを餌とする肉食魚が接岸するという食物連鎖の図式が成り立つのです。
しかもこのスプリングブルームは沿岸部で発生する為、春というのはベイトが接岸しやすい絶好の季節といえます。

そんなこんなで自分はこのところイワシパターン漬け(笑)。
ポイントは写真のようにイワシだらけです。


基本的にイワシパターンはイージーなパターンですので、釣り方もルアーもカラーも大雑把でOKな場合が多いのですが、フォールを織り交ぜたアプローチがとにかく絶好調。
そんな訳で実釣ではソルティソニック22g&プロトの26g(ポイントが遠いんで重めが吉)、プロトのテールスピンジグが大活躍。


おかげさまでソルティソニック26gのテストも完了です。


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