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<お正月でちょっと時間が空いてしまいましたが、続きです>
そこで前回のソルティソニックの遠投力を100%活かすキャスト術(その3)を少し見てもらえると、わかりやすいと思いますので、ぜひ。
前回記事の1の場合でも振ったルアーと目標と繋いだ仮想の円周(前回のイラストにある点線)に沿って投げるようにクォーター~サイドキャスト気味に投げれば難なく投げられますし、2の場合もライナーでキャストする時のように、リリースを少し遅らせてやれば飛距離こそ出ないもののブレの無いキャストを行う事は可能です。
という事は・・・ブレの無いキャストを行うにはロッドとルアーの軌道を意識し、ルアーに回転する力を与えないようにすればいいんです。
そのうえで飛距離を伸ばす為に必要な“できるだけ速い初速”をルアーに与える事ができればパーフェクト。
そもそも今回、一般的なオーバーヘッドキャストではなく、後方からの一方通行キャストを推したのはオーバーヘッドキャストではロッドを前後に振る事に起因する“軌道のブレ”が発生しやすいというだけでなく、ルアーのターン時(※)に発生するブレも排除したかったからです。
※重心が後方にあるルアーの場合、バックキャスト時に180度。
さらにフォワードキャストで180度ターンして飛行方向にテールを向けるのですが、このターン速度を速くする事ができればパワーロスの少ないキャストが可能になります
ただ、逆を言えばここがもたつくようだとパワーをロスするだけでなく、ルアーの回転を招き飛距離が大幅に低下してしまいます
ちなみにソルティソニックのような空気抵抗の少ないルアーはターン速度が自ずと速くなるのでロスの少ないロングキャストが可能になるのです
ではここからは具体的なキャスト方法の説明をしていきたいと思いますが、一連の流れはPEラインシステム(その5)に書いた通りです。
あとは“7割程度の力”で“力まずにキャスト”する事ができればルアーのブレも、それに起因するフックの絡みもほとんど起きないと思いますがどうでしょう?(その状態でもソルティソニックなら十分な飛距離が出ているはずです)。
| テスト中のブレードベイト。
こいつもソルティソニック同様ブッ飛び系です(笑) |
実際、自分が現場でアドバイスさせていただいたアングラーさん達も一方通行+7割程にパワーセーブしたキャストだとトラブルレスなキャストができていましたし、飛距離も十分に出ていました。
つづく |
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