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今回紹介するのは初公開となる“ソルティソニック22g”。
以前紹介させていただいたソルティソニックのサイズUPバージョンである26gに並行して、実は中間サイズである22gのテストをスタートさせていたのです。
というのも、17gでは届かない、かといって26gではレンジが合わない・・・というシビアな状況に度々遭遇してしまったから。
開発当初は食べ頃サイズ&扱いやすさをテーマにした17gと、サイズ&ウェイトが必要な大場所向けの26gというラインナップがあれば一般的なフィールドはおおよそカバーが可能になると考えていたんですけどね・・・。
例えば・・・そうですね。このところ足繁く通っているポイントの話を書いてみましょう。
そこでベイトとなっているのは20~25cmオーバーのコノシロ。
これがある時間になるとショアライン沿いに回遊してくるのですが、その回遊コースというのが圧倒的な飛距離を誇るSS-17(ソルティソニック17g)をもってしても射程内に入るか入らないかの微妙なラインにあります。
ちなみに回遊ルートは急なカケアガリの沖側、水深にして5~6m前後の場所にあり、ベイトはその中層付近を回遊している事がほとんど。
そこで掛けるシーバス(回遊コースの手前、回遊コース上を含め)はベイトのレンジより上だと40~50cmが中心で、時折60cmクラスが混じる程度。
ところが、ベイトの群れの下層をメタルバイブレーションとしてはスローなアプローチでトレースするとアベレージは70~80cmと大幅にUPし、時に90cm近い大型までヒットしてくるのです。
つまりSS-17でもシーバスをキャッチする事自体はできるのですが、ヒットしてくるシーバスはあくまでアベレージサイズであり、そこで狙える本来(最大)のサイズを獲る事ができなくなってしまう。
かといって26gでは狙いのレンジを最適なスピードで引けない(※)のでこれまた本来の釣果は得られないのです。
※スローなリトリーブではトレース可能なレンジが下がり、狙いのレンジを引けなくなってしまう
かといってリトリーブスピードを上げてレンジを合わせても今度はリトリーブスピードが合わずに大型のヒット率が下がってしまう
つづく |
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