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樋上真司 プロフィール

秋の代表格、河川の増水パターン その3
実釣ではセオリーに従い、サーフェスルアーから順にシンペン、ミノーとレンジを下げ、ソルティソニックで締めるのがマイブーム。
特に締めのソルティソニックで今日イチサイズが出る事も多く、クロージングには欠かせないアイテムです。


サーフェスルアーはペンシルをメインにピンで喰わせる時はポッパーを併用。
ミノーはこのところリップライザー改(※)一択に。
※リップライザー改とはリップライザーのリップをカットし、そこにジャバロンハードのリップを移植したもの。
これによってローリングベースのアクションとなるだけでなく、流れを上手く受け流して自動的にスライドアクションを発動するようになるのですが、この動きはハッキリってヤバ過ぎです。
ただ、コレを作るにはリップライザーとジャバロンハードの2つを必要としますが、どちらも丈夫で壊れにくい為、壊れたものをベースに・・・というリサイクルを兼ねた改造が難しいのが難点。
どうしても使いたいという人で手先がちょっとだけ器用な人だけチャレンジしてみて下さい。
性能は折り紙つきですから努力は報われると思いますよ。


というもの濁流に近い流れの中を泳ぎきるルアー自体が少ないうえに、自発的なスライドアクションを備えたリップライザー改の性能が高過ぎるから。
使い方も至ってシンプルでキャストした後、流れに乗せつつ時折、テンションを掛けてスライドアクションを発動させるだけですから。


締めのソルティソニックは早巻きでのアプローチを得意としているので、激流の中でもノープロブレム。
リトリーブの釣りはもちろん、個人的に多用するキャストした後、流れに乗せつつボトムまで沈め、そのままボトムを小突きながら流すドリフト釣法の破壊力は驚異的。
アイは基本的にフロントオンリーで、ドリフト中に時折ジャークを織り交ぜるのも効果的なアプローチなので試してみて下さい。


最後に、濁りの入った河川ではゴールド系のカラーがダントツの釣果を出す事が多いので、絶対に忘れないようにして下さいね。

あと、増水時の河川というのは平水時に比べて危険度が高くなっています。
ライフジャケットの着用は当然として、単独での釣行を避けるとか無理をしない(いつも以上に安全マージンをとる)など、安全への配慮は絶対に忘れないようにして下さい(臆病なぐらいがピッタリです)。

おわり


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