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樋上真司 プロフィール

スーパーブレードの可能性(その1)
イマカツからリリースされている“ジンクスミニ スーパーブレード”
このスピナーベイトに搭載されている“スーパーブレード”はイマカツが独自に開発した0.2mmという超極薄の高弾性、高比重の特殊鋼を使用した専用ブレード。


前回の“DARDO(ダルド)100”同様、工場で初めて見かけた時に、
「コイツは絶対にイケる」と、すぐに同じブレードベイトであるテールスピンジグへの流用を思いついたのです。
というのもスーパーブレードが持つ特徴(こちらも今江さんのブログhttp://www.imakatsu.co.jp/_top_secret/view.php?id=700にて紹介されています)が、テールスピンジグに新たな可能性を与える事ができると確信したから。


そもそもテールスピンジグといえば、水深10mのボトムでも水平にアプローチが可能な数少ないルアーとしてデーゲームにおいては欠かせないルアーとなっていますよね?
かくいう自分はテールスピンジグが今のように流行る前からローテーションに取り入れ、市販されている様々なテールスピンジグを使ってシーバスを狙っていましたから、テールスピンジグというものについてはある程度分かっているつもりでいたんです。
ところが・・・無理を言って送っていただいたスーパーブレードを手持ちのテールスピンに装着し、キャストしてみると・・・。
正直なところ、別次元の使用感に驚きが隠せませんでした。

スーパーブレード

 

薄いスーパーブレードはリトリーブ負荷が小さく、リトリーブが楽になっただけでなく、レンジキープ力が向上(要は浮き上がりにくいって事です)。
さらにルアーの状態・・・特にボトム感度が格段に向上しているのが分かります。

一般的なブレード

 

しかも、そよ風を受けただけでも回転するほどの立ち上がりの早さを持つスーパーブレードは、既存のブレードでは回転が止まってしまうようなスローなリトリーブでも回り続けてくれる。
コレに加えて、まるで水を切るかのように高速で回転するスーパーブレードは、これまでの「キラキラ」というレベルではなく、残像によってあたかも1つの物体に見えるほど。

スーパーブレードの薄さが一目瞭然ですね!


つづく


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