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樋上真司 プロフィール

PEラインシステム(その4)+キャスト
前回はPEとフロロの結束部がガイドに干渉しておこるトラブル、
この解決策として手っ取り早いのはロングロッドを使用する事。
リーダーを長くした事によって結束部を巻き込んでしまう(ガイドの中に入ってしまう)なら、その分長いロッドを使って結束部をガイドの外に出してしまえばいいんです。
実際、グリップの長さを無視して単純に計算すればロッドを8フィートから9フィートへ、1フィート長いものに変えるだけで、リーダーの長さは30cm程長くする事ができるのですから。
ただ、本来ロッドの長さというのはポイントの特性などに合わせてチョイスするもの。
例えば8フィートロッドがマッチするような、キャスト精度が求められる港湾や河川内のポイントで、リーダーを60cm延長したいからといって10フィートロッドを使用すれば、デメリットばかりがクローズアップされて快適な釣りができなくなってしまいます。

あいかわらずソルティソニックは絶好調ですよ。

 

正直なところ、自分もボートシーバスのようにショートロッドを使ってサイドキャストやアンダーキャストを多用する釣りでは、キャストのしやすさを優先してリーダーを少し短くしていますから。

ですが、その3で書いた通り、自分はオーバーヘッドキャストが主となる、陸っぱりではリーダーの長さはほとんど変えません。
というのも自分の場合、普段からペンデュラムキャスト(振り子投法)という投げ方を行っているので、例え電車結びを使用したとしても(←FGノットオンリーなので使う事はありませんが・・・)結束部が原因のトラブルは皆無です。

この投げ方は一般的な“前方に構えたロッドを後方へ振りかぶり、そのまま前方へ振り抜く”というキャストではなく、
“長めの垂らしを文字通り振り子のように後方へ送り、そのまま前方へ振りぬく”というキャスト。
この投げ方なら“後方に送りこむ際にルアーが地面に接触しない長さ”まではリーダーを伸ばす事ができます。

まだラインアップにないパールカラー。
これも良い感じかな?
 

さらに垂らしを長くする事によってゴルフでいうところの“スイングアーク”が増大。
遠心力をUPさせる事ができるので、ロッドレングスを上げたような飛距離が叩きだせるようになります。

他にもロッドティップとルアーとの距離が自ずと広がる事によって、フィニッシュの際(ロッドを振り切った際)に起こるロッドティップのブレによるルアーの飛行姿勢の崩れ(※)が起きにくくなり、結果として飛距離のさらなる向上が期待できます。
※ ロッドティップのブレ(振れ)がライン、そしてルアーへと伝わって飛距離を伸ばす為に不可欠な“安定したルアーの飛行姿勢”を崩してしまう

つづく

P.S.


ソルティソニックに続き、ライノヘッドジグの釣果情報もバンバン入ってくるようになりました!
みなさま是非、お試しを。


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